[必読]伊藤幸弘・不登校ひきこもり解決
わが子が不登校になった場合、
だと思います。学校に通わなかったら将来どうなるのか?これほど難しく、予想することが困難なものに不安を覚えるのです。
ただ、学校では貴重な経験が出来る事も多く、これらのものを経験せずに将来どのようになるのかは分かりません。
とはいえ、不登校と言うのは今に始まった問題ではありません。昔から抱える問題です。
最近はその割合が急激に増えているという現状はありますが、昔から決して少なく無い問題です。
つまり、昔不登校だった人が今何をしているのかというのは色々と分かる状況です。立派に会社勤めしている。
ある道のプロフェッショナルになっている、会社を作って成功している、有名人になっているなどなど・・・。不登校と言うだけで決して将来が断たれる訳では無い事は事実です。
ただ、それらは成功例であり稀な出来事だからこそ、話が回りあなたの耳に入ってきただけなのです。
不登校という選択をしたことによってその後も暗い人生を歩んでいる人も相当いるのではないでしょうか?
一部のサクセスストーリーだけを聞いて不登校でも構わないと、不登校でも致し方ないと判断するべきではありません。
やはり学校に自発的に行くように努力すべき
親ならば学校に行かせることを諦めてはいけないと思います。
そして手足を引っ張って学校に連れて行くのではなく自発的に通ってくれるようにするために最善を尽くすべきだと思います。悩むくらいなら
子供にとって将来も大事ですが今も大事です。今、学校に行けなくなっている要素を排除してあげる必要があります。
原因は一つではないかもしれませんし、それを理解することは困難な場合が多いです。しかし、子供が学校に行かなくなる理由はそんなに多くはありません。
不登校を解決するためには、親が不登校の事をよく理解しなければ難しいです。対処の仕方を間違えればますます、学校に行かなくなる可能性を高めてしまいます。
不登校児の扱いを知っていれば学校に復帰させた例が幾つもあります。ある意味、大人の勉強不足で子供の不登校が増えているのかもしれません。
不登校になって最悪な事を考えてみましょう
決して不登校だからこうなるという訳でもありませんし、不登校が進む道というような内容ではありませんが、その可能性の一つとして考えるのも必要かと思います。
「将来どうなるのか?」となんとなく不安に覚えていても仕方ありません。具体的に悪くなる例とその理由を述べてみたいと思います。
学校で勉強をしない事により成績が下がる可能性があります。成績が下がれば当然、進学にも影響を及ぼします。
この世の中、綺麗ごとを抜きにして学歴社会は否定できません。将来の選択肢が狭まる可能性は大いにあり得ます。
人との接点を拒絶したことにより、人間関係が作るのが困難になる場合があります。人間関係は学校内だけでなく会社や地域、近所など様々な所で人生が終わるその時まで必要な能力です。
コミュニケーション能力は人生において常に必要とされる要素です。その重要なコミュニケーション能力が欠如する可能性は否定できません。
そして学校に行かなくなったという選択肢を選んだことはある意味、困難から逃げたとも捉えられます。
もちろん、苦渋の選択で不登校を選んだのだと思いますが、困難にぶつかれば逃げるという道を選ぶようになるかもしれません。今回の困難を克服しなければ・・・。
だからと言って、拒絶している学校に無理に通っても意味がありません。その環境で勉強が身になるとも思えませんし、コミュニケーションを育む事は出来ないと思います。
しかし、将来会社でコミュニケーション能力が無いのは困りますし、学歴が無ければ選択肢は狭まります。
さらに何か会社であったら無断欠勤など社会人としてダメな選択を選んでしまうかも知れません。
その可能性を少しでも無くすためにも不登校児が自発的に学校に通ってもらえるようにしていく必要があるのかもしれません。
もちろん、不登校でも一生懸命勉強して有名大学や一流企業に就職した人もいるはずですし、なにかのきっかけで才能を開花させ成功している人もゼロではありません。
あくまでも悪いほうの可能性を挙げただけなのですが、可能性として理解しておいた方が良いと思います。
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